pmsに適した治療法とは

医薬品よる治療法とその問題点

西洋医学では、pmsに対して低用量ピルを処方します。ピルは本来は避妊のために使い、女性ホルモンの作用を利用して排卵を防いで女性の体を妊娠した状態にします。しかし現代ではpmsが女性ホルモンのバランスが乱れたことが原因と考えているので、低用量ピルを服用すると女性ホルモンの分泌が通常に戻ります。ピルに配合されている女性ホルモンは、血液を固めて血栓を作るリスクを高めます。安全性は厚生労働省が承認しているので安心ですが、高血圧で動脈硬化などを併発しやすい日本人に必ずしも合っているとは限りません。またpmsによって精神的な症状が出る人に適しているのが、抗精神病薬や睡眠薬などです。ただし効き目が強い医薬品は、依存性が強いので生理が終わっても服用をやめられないケースがあります。眠気やふらつきなどの副作用もあるので、車の運転ができないといった生活に制限が生じ、薬を服用しても症状が軽減されない可能性もゼロではありません。筋肉の緊張を除去することで、イライラや不安を軽減するタイプでは、衝動的な自殺に及ぶ恐れもあります。よって抗精神病薬は長くても30日間しか継続して服用することはできません。

 

根本的にpmsを改善する

低用量ピルや抗精神病薬による治療法は、特定の症状が出ているものに対してそれに効果的な医薬品を使うというものです。よって即効性がありますが、pmsを発症する根本的な原因を解決するわけではありません。副作用のリスクもあるため、徹底して改善したい場合は、体質を変える治療法が有効です。まず漢方薬があります。漢方薬は東洋医学で用いられる薬で、気と血、水のバランスが乱れると、心身に影響が出ます。pmsでは血のバランスが問題とされ、その人の細かい体質に合わせて、3つの要素がバランス良くなるように漢方薬を処方します。問診ではpmsと関係のない話も出ますが、しれは体質を見極めるものであり、その人の性格まで把握する必要があります。またクリニックの中には、ビタミンやミネラルを配合したサプリメントで対処する場合もあります。現代の女性の50%が貧血と言われ、食べ物の鉄分が減ったことや加工食品ばかり食べることが問題となっています。生理前には意識して鉄分を摂取しなければ不足するので、血液検査などを行ってヘム鉄サプリメントを処方します。治療用のサプリメントには副作用がないので、長期的に治療を続けられます。

 

 

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